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COTIが発行するカルダノ上のDjedステーブルコインとは?【翻訳文字起こし全文】


COTIが発行するカルダノ上のステーブルコインDjedとは?分散型アルゴリズム・ステーブルコイン


以下の文章は、IOHKのYouTube動画「カルダノ上のDjedステーブルコインとは?」(2021/10/27)を翻訳文字起こししたものです。



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目次

要点

・分散型アルゴリズム・ステーブルコイン誕生の経緯

・Djedとは

・リザーブコイン

本文



要点



分散型アルゴリズム・ステーブルコイン誕生の経緯


暗号通貨市場には高いボラティリティがあり、お金を交換する方法として良くないです。

そこでUSDTなどの法定通貨に裏付けされたステーブルコインが登場しました。しかし、透明性はなく中央集権的なものでした。


そうして、アルゴリズムを用いた分散型のステーブルコインというアイデアが生まれました。



Djedとは


引用:https://cryptopotato.com/cardano-will-soon-have-its-first-stablecoin/


定理1と2 価格が一定の値に安定するように、スマートコントラクトが売買する


スマートコントラクトは 常に99セントで買うことを望んでおり 常に1.01ドルで売ることを望んでいます 


これは上限 下限のペッグの維持で 1ドル1セント以上になることはなく 99セント以下になることはないというものです


定理3 市場の暴落時におけるペッグの堅牢性


そしてこれは基本的に 準備金の比率に基づいて どれだけの市場の暴落が起きてもペッグを失わないかを示しています 


例えば 比率が3であれば 66%の市場暴落にもペッグを失うことなく耐えることができます 


定理4 債務超過にならない


スマートコントラクトの流動性がマイナスになることはなく 倒産することもないということです 


つまり ステーブルコインを持っていても お金が返ってこないということは絶対にないということです 


ただし ペッグを失って市場が暴落した場合には 一部を失うかもしれません


定理5 「銀行に駆け込み」が起きない


これが意味するところは 私とあなたがステーブルコインを持っていて 市場が暴落してペッグを失ったとしても あなたが取引所に駆けつけて他の人よりも先にキャッシュアウトする必要はないということです 


ペイアウトは誰もがお金を得られるように公平な方法で一律に行われ 契約書では全員に平等に支払われるように調整されています 


定理6 リザーブは指定された条件のもとで常に増加し 減少することはない


これは基本的に 為替レートが安定していて ステーブルコインとリザーブコインがゼロにならない限り スマートコントラクトのリザーブは指定された条件のもとで常に増加し 減少することはないというものです



リザーブコイン


・ある人がステーブルコインを1枚購入し ADAを1枚預けたとします。そのとき、リザーブにはADAが1枚しかありません 


仮にADAの価格が大きく下がってしまうと リザーブコインとステーブルコインの比率が1対1を下回ってしまうため ペッグが失われてしまいます 


そのため 常にペッグを維持するためには 比率を1倍以上に保つことが重要なのです 


では その予備費はどこから調達するのでしょうか?それは ユーザーにリザーブコインを販売することで得られます


・では なぜリザーブコインを買おうと思うのでしょうか


手数料はリザーブに入り リザーブが増えれば流動性が高まり リザーブコインの価格も上がります  



・ミニマムDjedモデルは ErgoステーブルコインのSigma USDが使用しているもので UTXOベースのブロックチェーンへのステーブルコインの初めての実装となります 


・パートナーであるCOTIが そう遠くない将来に Cardanoブロックチェーン上でDjedステーブルコインを発行するという発表がありました



本文



今日のビデオでは IOHKが最近発表したステーブルコインに関する論文を紹介し その内容を簡単に理解してもらおうと思います 


まず ステーブルコインが解決しようとしている問題とは何でしょうか?それはとてもシンプルです 


それは 暗号通貨市場のボラティリティです 


この分野に長く携わっている人ならわかると思いますが 価格は刻々と大きく変動します これでは 暗号通貨を商品やサービスとお金を交換する伝統的な方法として実際に使用するには 良い環境とは言えません 


なぜなら 変動の激しい市場では あなたが支払ったばかりのドル建ての価値が ビジネスオーナーが受け入れた直後に25%も下がってしまうことがあるからです 


ビジネスオーナーはサプライヤーに支払いをしなければなりませんが この下落は彼のマージンに打撃を与えることになります 


最悪の場合 そのための資金を用意することさえできないかもしれません これは コイン価格の変動によって 従来の方法で暗号通貨を採用することができない多くの例の1つです 


そこでステーブルコインの登場です 


ステーブルコインとは 価格がターゲットの価格に追随する暗号通貨のことです 


理論的には 何年も前にドルが本物の金に固定されていたように 価値が何か他のものにリンクまたは固定されているため 価格の変動がずっと少なくなるというものです 


ほとんど変動しないか 少なくとも変動幅はずっと狭くなります 


ステーブルコインには いくつかの異なるアプローチがあります 


最も一般的に知られているのは ステーブルコインが法定通貨に1対1で裏付けられているというアプローチです 


現在 最大のステーブルコインであるTether社の米ドルの場合 


これは USDTコイン1枚につき USドル1枚が銀行に保管されるというものです 


そして 誰もがいつでも 広く通用する米ドルと交換できるため 価格は一定の値を保つことができるのです 


しかし Tether社が主張する銀行口座に実際にお金があるかどうかは確かではありません Tether社は いわゆる中央集権型ステーブルコインです 


ひとつの企業がシステムをコントロールしています 


民間企業であるため すべてが完全には透明ではありません 


テザーをはじめとする中央集権型のステーブルコインは 非中央集権型のコインほどの透明性はありません 


そこで アルゴリズムを用いた分散型のステーブルコインというアイデアが生まれました 


さて ステーブルコインについて少しご理解いただけたところで 実際に論文を読んでみましょう 


論文の冒頭より Djedが何なのか どのように機能するのかを説明します 


これは基本的に このビデオの最初に説明したことです 


ステーブルコインの歴史を少し紹介します 


次は第2部 ミニマルDjedです 


コインを複雑にしようとすればするほど エラーが発生する可能性が高くなります 


しかし さらにシンプルなのは スマートコントラクトを通じて資産購入する自動化されたメカニズムです 


そして スマートコントラクトは 常に99セントで買うことを望んでおり 常に1.01ドルで売ることを望んでいます 


そして その手数料は高くても低くても構いません 


このようにDjedは意図的にシンプルなだけでなく 証明可能な安定性を備えており これが論文のセクション3につながります 


正式な検証プロセスを経ていない多くのステーブルコインとは異なり Djedはこのプロセスを経て 数学的に検証された証明可能な定理を持っています 


まず 定理1と2について説明します 


これは上限 下限のペッグの維持で 1ドル1セント以上にになることはなく 99セント以下になることはないというものです 


3つ目の定理は 市場の暴落時におけるペッグの堅牢性です 


そしてこれは基本的に 準備金の比率に基づいて どれだけの市場の暴落が起きてもペッグを失わないかを示しています 


例えば 比率が3であれば 66%の市場暴落にもペッグを失うことなく耐えることができます 


さて このリザーブコインがどこから来ているのか 気になりますよね 


それについては もう少し詳しく説明します 


しかし その前に 定理の続きを見てみましょう 


定理4は「債務超過にならない」というもので スマートコントラクトの流動性がマイナスになることはなく 倒産することもないということです 


つまり ステーブルコインを持っていても お金が返ってこないということは絶対にないということです 


ただし ペッグを失って市場が暴落した場合には 一部を失うかもしれません 


これが定理5で 「銀行に駆け込み」が起きないというものです 


これが意味するところは 私とあなたがステーブルコインを持っていて 市場が暴落してペッグを失ったとしても あなたが取引所に駆けつけて他の人よりも先にキャッシュアウトする必要はないということです 


ペイアウトは誰もがお金を得られるように公平な方法で一律に行われ 契約書では全員に平等に支払われるように調整されています 


では次に リザーブとリザーブコインについて説明します 


ユーザーがスマートコントラクトとやり取りする際に リザーブコインを売買することもできます 


リザーブコインの役割は コインに追加のリザーブを提供することです 


このスマートコントラクトの一番最初の状態を想像してみてください 


まだステーブルコインは購入されておらず リザーブコインもありません 


ある人がステーブルコインを1枚購入し ADAを1枚預けましたが リザーブにはADAが1枚しかありません 


仮にADAの価格が大きく下がってしまうと リザーブコインとステーブルコインの比率が1対1を下回ってしまうため ペッグが失われてしまいます 


そのため 常にペッグを維持するためには 比率を1倍以上に保つことが重要なのです 


では その予備費はどこから調達するのでしょうか?それは ユーザーにリザーブコインを販売することで得られます 


では なぜリザーブコインを買おうと思うのでしょうか 


スマートコントラクトは銀行のようなもので 人々がコインを売買することで銀行が成長します 


手数料はリザーブに入り リザーブが増えれば流動性が高まり リザーブコインの価格も上がります 


さて リザーブコインが何であるかはわかりました 


定理6を見てみましょう これは基本的に 為替レートが安定していて ステーブルコインとリザーブコインがゼロにならない限り スマートコントラクトのリザーブは指定された条件のもとで常に増加し 減少することはないというものです 


さて この論文が受けた正式な検証をすべて網羅したところで 具体的に実装を見てみましょう 具体的には このプロトコルがすでにErgoブロックチェーン上でSigma USDを使って実行されている例です 


そして 今話しているこのプロトコルは PlutusやSolidityベースのブロックチェーンにも実装され 他のブロックチェーンがそのネイティブ通貨を裏付けとしたステーブルコインを発行できるようになります 


そして これが現在の拡張モデル(拡張Djed)につながります ミニマムDjedモデルは ErgoステーブルコインのSigma USDが使用しているもので UTXOベースのブロックチェーンへのステーブルコインの初めての実装となります 


拡張Djedモデルでは ミニマムバージョンの固定された手数料に比べて 動的な手数料になります 


最後に Djed安定性特性のモデルチェックについてですが 論文の著者たちはこれらの定理を手作業で証明しただけでなく 自動化されたツールを使ってチェックしています 


彼らは1つではなく 2つの形式的検証技術を使用しています 1つは完全に自動化されたモデル検査 もう1つはインタラクト型定理証明器であるIsabelleです これは 定理が正しいことを証明するために ユーザーがやり取りする必要があるインタラクティブな定理証明器です