カルダノで優れた製品を作るために - カルダノサミット基調講演【翻訳文字起こし全文】
カルダノで優れた製品を作るためにをDynal Patelが語っています
以下の文章は、IOHKのYouTube動画「カルダノで優れた製品を作るために - カルダノサミット基調講演」(2021/10/14)を翻訳文字起こししたものです。
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要点
・カルダノは、金融市場から切り離されている人々が簡単に融資を受けることができるようにすることを目的とし、自分のアイデンティティを所有できるようにします。
・発展途上国は レガシーシステムに対処する必要がないため 先進国を飛び越えるチャンスがあります
・C++やCのような日常的な言語を使えるようにするIELEにも取り組んでいます
・ピアレビューされた学術研究に基づいて、 エンジニアリングプロセスでは 形式的な手法と特性試験を適用しています
・Shelleyで 最大級の分散型ネットワークを立ち上げ、Goguenでは 分散型アプリケーションを作成することができるようになり、Bashoでは さらなるスケーラビリティを実現する予定で、そして Project catalystでVoltaire時代の幕を開けました
・Hydraプロジェクトでは 1秒間に最大100万件の取引を可能にするスケーラビリティを実現します
・政府機関と提携し この技術の可能性を示すとともに 政府機関のデジタル変革戦略の一翼を担っています
・さらに Cardanoは 安定した手数料 ステーブルコインなど 大量導入に適した環境を提供することも心がけています
・真面目で若い75%の企業がパブリックブロックチェーンに注目していますが 使っているのは7%に過ぎないのです それは2つのこと つまりセキュリティとプライバシーという観点に尽きるのです
・今後10年以内に Cardanoは私たちの日常生活でどこにでもある存在となり 電話やテレビ 自動車を動かすようになるのです
今後100年以内に Cardanoは政府や企業ではなく 市民がコントロールする新しい世界秩序を作り上げることが期待されます
本文
Dynal Patel:IOGのチーフ・プロダクト・オフィサーを務めるDynal Patelです
Cardanoは まさにエンパワーメントを目的としています
人々が金融や金融市場にアクセスできるようにすることです
人々が自分のアイデンティティを持ち 自分の個人データを所有できるようにすることです
そして 人々が自分たちの住むコミュニティで発言できるようにすることです
今 10億人以上の人々が資本にアクセスできず 銀行に行って口座を開設し 通常の貯蓄商品やローンを利用することができません
Cardanoが行っているのは 金融市場から切り離されている人々に代替手段を提供し より簡単に融資を受けることができるようにすることです その資金を農業や子供の教育に使うこともできます
私たちは 基本的にエコノミックアイデンティティと呼ばれるものを実現することによって これを実現しています
これは 政府発行のような通常のアイデンティティを提供することから始まりますが このアイデンティティを評判と結びつけることができるのです
地元の商店の店主は あなたが信頼できる人物であることを知っていますし 農協も あなたが農業に優れていて 過去10年間農作物をもたらしていることを知っているのです
このように 個人的な取引や金融取引は 実はあなたの信用力をよく表しているのです
そして これを銀行などの正式な機関や Cardanoなどの分散型プロトコルに提示することで 実際に融資を受けることができるようになるのです
第4次産業革命が到来し 世界中でテクノロジーの普及が加速し 私たちの生活や相互作用のあり方を変えようとしています
発展途上国は レガシーシステムに対処する必要がないため 先進国を飛び越えるチャンスです
そして 発展途上国は 金融のための新しいシステム ガバナンスのための新しいシステム アイデンティティを提供する新しい方法 よりデジタル経済を作成する新しい方法をもたらしているCardanoのようなブロックチェーンプロジェクトを受け入れることができます Cardanoでは スマートコントラクトへの多方面のアプローチをしていました
最終的には ユーザーは好きな言語で開発できるようになります
当初は エンタープライズグレードのミッションクリティカルな分散型アプリケーションを可能にするPlutusをサポートしています
また MarloweやGlowなどのDSLも追加し Cardano上のサイドチェーンの開発を加速させる予定です
これによって Solidityのアプリケーションを作っていた開発者が それをCardanoに移植することができるようになります
そして 彼らが慣れ親しんでいるツールチェーンを使うことができるのです
また 近い将来 C++やCのような日常的な言語を使えるようにするIELEにも取り組んでいます
私たちは 実は業界で最も優れたチームのひとつを集めています
ブロックチェーン・プロジェクトを第一原理から構築できる数少ない企業のひとつです
第二に エコシステム内のすべてのステークホルダーを理解することです
私が行ったことのひとつは エコシステムの主要なステークホルダーに焦点を当てるために チームを再編成したことです
その中には ステークプールの運営者 取引所 開発者 パートナー そしてADAの保有者も含まれています
何がうまくいき 何がうまくいかなかったかを理解するために レガシーシステムにも多くの時間を費やしています
また 競合他社にも目を向け どうすれば現状を打破できるかを考えています
3つ目は 私たちのプロセスです コアテクノロジーは強力な基礎を築いてきました
私たちが作るものはすべて ピアレビューされた学術研究に基づいています
また エンジニアリングプロセスでは 形式的な手法と特性試験を適用しています
また メインネットに何かを発信する前に コミュニティやユーザーからフィードバックを受け 研究を検証するためのテストネットも行っています
これは 他のユーザーが反復し 拡張できるような強固な基盤を構築することなのです
Shelleyで 私たちは最大級の分散型ネットワークを立ち上げました
Goguenでは より多くの能力と機能が追加され エンタープライズグレードのミッションクリティカルな分散型アプリケーションを作成することができるようになりました
Bashoでは さらなるスケーラビリティを実現する予定です
そして Project catalystでVoltaire時代の幕を開けました
これらによって ユーザーはさまざまな業界のさまざまな企業に対して 特定のソリューションを作成することができるようになります
突然ですが すでにメインストリームでの採用が決定しています
エルサルバドルのような国は Bitcoinを法定通貨として受け入れています
また VISAやPayPalなどの企業が 暗号通貨を支払い手段として受け入れているのも目にすることができます
間違いなくBitcoinがリードしています
しかし Cardanoはより環境に優しい代替案を示しており 大量導入のための重要な問題を解決しています
Hydraプロジェクトでは 1秒間に最大100万件の取引を可能にするスケーラビリティを実現します
Atalaプロジェクトでは エコシステムが規制をよりよく遵守し トラベルルールを踏襲することを可能にします
また 教育にも力を入れています
政府機関と提携し この技術の可能性を示すとともに 政府機関のデジタル変革戦略の一翼を担っています
さらに Cardanoは 安定した手数料 ネイティブなステーブルコインなど 大量導入に適した環境を提供することも心がけています
また Cardanoは将来にわたって存続できるように 強固なガバナンスシステムを備えています
つまり 真面目で若い75%の企業がパブリックブロックチェーンに注目していますが 使っているのは7%に過ぎないのです それは2つのこと つまりセキュリティとプライバシーという観点に尽きるのです
GoguenはエンタープライズグレードのミッションクリティカルなdAppsの作成を可能にし 我々はdAppsのための強固な認証フレームワークも作っています
この標準を作るために Qvik tweag RV Certikといったリーダー企業と提携しています
プライバシーに関しては 様々なレイヤー2ソリューションを評価しており ビジネストランザクションを非公開にすることができるようになります
つまり これはベースラインプロトコルで見るのと同じようなものです
開発者を惹きつけるには ユーザーが必要です
そのため 数百万人のユーザーを獲得することに重点を置いた戦略的な取り組みを数多く行っています
その良い例が エチオピア政府と結んだ500万人の学生を対象とする契約で 今後5年間で2,000万人の学生を対象にする可能性があります
もうひとつ重要なことは 開発者にとって競争力のあるプラットフォームにすることです
ですから トランザクションの面ではより安く より速く 機能性の面では これから展開される認証フレームワークの分散型セキュリティのレベルなどではより良く ユーザーがオフチェーン計算も活用できるようにする点では拡張性があり 例えば Hydraを活用して1秒間に多くの取引を処理できる点ではより速くする必要があるのです
また 開発者の方々の参入障壁を下げることにも注力しています
Plutus Pioneerプログラムなど 多くの教育プログラムを展開していますし さまざまなDeFiのユースケースを構築している多くのパートナーとも協力しています
その目的は ソースコードやドキュメンテーションをコミュニティに還元することです
また Project catalystを通じて 最大で10億ドルの資金を調達しました
このような土台からのイノベーションを可能にするためです
ですから 資金調達だけでなく 自分のアイデアを提示すれば それをコンセプトとして発展させてくれる人たちのコミュニティが見つかります
そして一緒に資金を申請することができ アイデアを発展させ 実際にプロジェクトを実現するのを助けてくれるメンターのエコシステムを見つけることができます あるいは 私たちが取り組んでいる取り組みは あなたのdAppが完成したとき アプリ発見の面でイノベーティブなマーケットプレイスを確保することです
それに加えて 私たちは複数の流通チャネルを構築しています
すでに世界中の多くの政府機関と話をしています
多くの通信事業者が 潜在的な顧客にアプリケーションを利用してもらう機会を提供しているのはご存じのとおりです
Cardanoのコミュニティは 世の中にあるすべてのエコシステムの中で非常に熱心で おそらくコミュニティから最も多くの貢献を受けていると思います
私たちが提供するテストネットには 非常に早い段階から参加してくれています
開発者ツールの構築にも携わってくれています
彼らは 私たちがすべてを行うのを待っているわけではありません
開発者のエクスペリエンスを向上させるために コミュニティにも協力してもらいたいと考え その道筋を一歩一歩進んでいるのです
我々は Catalystプロジェクトを通じて 開発しやすい環境を提供することに取り組んでおり ファンド6では 開発者ツールの構築に100万ドルを用意しています
この重要なインフラを構築するために 開発者やパートナーに協力してもらいたいのです
つまり 今後10年以内に Cardanoは私たちの日常生活でどこにでもある存在となり 電話やテレビ 自動車を動かすようになるのです
今後100年以内に Cardanoは政府や企業ではなく 市民がコントロールする新しい世界秩序を作り上げることが期待されます
例えば エチオピア政府は現在 自給自足の農民の4%にしか資金を提供できませんが これを20%にすることができたら 人々の暮らしにどんな影響を与えるか想像してみてください
だから 私たちには世界を大きく変えるチャンスがあるのだと思うと 朝からとても元気が出るのです
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