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Atala PRISMとはなにか?Atala PRISMデモンストレーション
以下の記事は、Atala PRISMの概要について、IOHKのYouTube動画「PRISM:IOHKの新アイデンティティソリューション」の内容を簡易にまとめたものです。
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Atala PRISMとはなにか?
Atala PRISMとは、ブロックチェーン技術を用いた、デジタルIDおよびクレデンシャル検証ソリューションです。(クレデンシャルとは、ID、ユーザー名、暗証番号、パスワード、生体パターンなどの識別情報の総称を指します)
これは、P2Pでの個人情報のやり取りにおけるセキュリティの実現にブロックチェーン技術を使用しています。
P2Pで、個人情報をやり取りすることができるようになれば、個人は自分で個人情報を管理でき、企業は顧客情報漏洩対策の費用が削減でき、開発者は個人情報漏洩を考慮した設計にしなくていいので、より良いサービスをつくることができ、政府はプロセスを合理化できるといった利点があります。
個人や企業が直面している課題
たいてい、消費者は40以上のオンラインアカウントを持っていて、管理しきれなくなっています。Google や Facebook などサードパーティのIDプロバイダーに依存する必要が高まっています。もちろんコストは膨大です。個人情報をコントロールすることをあきらめてしまったためにアイデンティティの盗難に対処する必要が高まっています。
データ漏洩や同意なくまたは知らないうちにデータが売却されるということもあります。また、データは横でつながっていないため、あるエコシステムで得られた評判を別のエコシステムで使用することは困難です。
同様に、企業も課題に直面しています。このような個人情報をすべて保持することで、ハッキングの標的となるため個人データ保護への投資や不正行為への対処がますます必要になっています。増え続けるデータ規制に準拠するためのコストもあります。特にグローバル企業に顕著です。顧客の信頼度は低くなってきており、個人情報の提供に消極的です。
その結果、十分なセキュリティ保証を提供するために、ユーザーエクスペリエンスを犠牲にすることもままあります。これはもちろん 新規顧客獲得の妨げとなります。
つまり、現状が持続可能ではないことは明らかです。
現在の集中管理されたアイデンティティモデルを再定義する必要があるのです。
Atala PRISMの使用例
・新規顧客の導入やKYCプロセスを合理化
・検証可能な学術的資格情報を発行
・政府機関のペーパーレス化
・旅行の場合はチケットや搭乗券、さらにCovid-19の陰性証明
・社員証
・雇用証明書の発行
・ポータブルな医療記録の提供
・医師が適切な資格を持っていることの確認
下の動画で紹介されている使用例は、大学の卒業デジタル証書を、大学のサイトにアクセスし、自分のデジタルIDで申請すると、卒業デジタル証書が簡単にアプリに取得できるといったものがあります。これほど簡便に個人情報を取得できるというのは、役所に何度も足を運ぶ必要性がなく、長い時間待つ必要もないということです。 つまり、個人情報の新しい所有方法と共有方法を可能にします。その核となるものは、ブロックチェーン技術による情報の共有です。これにより、個人間や企業間のセキュリティを保ったP2Pのやり取りが可能となります。
このソリューションはCardanoブロックチェーンと組み合わせて作動しますが、柔軟性に優れているため、どのようなブロックチェーンにも移植できます。当面の製品版デプロイは、Cardano になりますが、将来的にはビットコインにもリファレンス実装を行います。
デモンストレーション
PRISMプロダクトマネージャーのMark Griffinが、Atala PRISMを備えたスマートシティでのデモンストレーションを行っています。動画の8:30~。こちらの動画には日本語字幕がついているので安心してご覧になれます。 このデモでは、クレデンシャルの管理やドキュメントの認証から個人情報の保護や市民サービスとのやり取りまでが示されています。
ウェブサイト atalaprism.io で、この体験をぜひお試しください。
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