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  • 執筆者の写真HUNNY

【翻訳文字起こし全文】Hydra - Cardanoのレイヤー2 スケーラビリティソリューション


カルダノのスケーラビリティを向上させるレイヤー2ソリューションであるHydraについて。


以下の文章は、IOHKのYouTube動画「Hydra - Cardanoのレイヤー2 スケーラビリティソリューション」(2021/9/18)を翻訳文字起こししたものです。



HUNNYプールにステーキングしましょう!


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要点



・Hydraとは、カルダノのスケーラビリティを向上させるレイヤー2ソリューション


・パーミッションレスのブロックチェーンの課題はアプリケーションをサポートするために必要なあらゆる種類のスループットを達成するためのスケーリング能力です 


また、取引履歴が増え続けるとストレージの問題が発生するため 最も成功したブロックチェーンが自らの成功の犠牲になる危険性もあります


そこでスケーラビリティソリューションが必要になってきます。


・Hydraはメインチェーンと疎結合しながらもセキュリティ保証しています。


そしてHydraはステートチャンネルという概念を導入しており、スループットを最大化し レイテンシーを最小化することで 低コストまたはゼロコストで 必要なストレージを大幅に削減します  


※ステートチャンネルとは、オフチェーンで状態遷移を繰り返し、最終的な状態だけ記録する技術です。 BitcoinのLightning NetworkやEthereumのRaidenなどに代表されるPayment Channelが有名です。
メインチェーンにブロードキャストするトランザクションを減らすことで、スケーラビリティ問題のソリューションとして期待されるだけではなく、エンドユーザーにとっては、トランザクション手数料の削減や、レイテンシーの改善と言ったメリットがあります

HUNNYプールの理解としては、以下の通りです。(間違っていたらすいません。)

簡単に言うと、メインチェーンとは別のレイヤー(メインチェーンと疎結合(ゆるやかに結合)しながらセキュリティ保証している)で、情報を処理し最終結果だけ(もしくは最小限?)メインチェーンに返すことで、ストレージの問題やスケーラビリティの問題を解決する。そしてそのHydra ヘッドが複数あることで、掛け算でスケーラビリティが向上するというもの。


・現在 Hydraはどうなっているかというと 基本的なHydraヘッドプロトコルをコンセプトの証明としてすでに実装しており 来るべきCardanoサミットの際には開発者向けのプレビューが用意される予定です 



本文


スマートコントラクトをメインネット上で実行できるようになりました 


これにより カルダノの開発は新たな時代を迎えました 


今後 数週間から数ヶ月の間に プラットフォームとユーザーエクスペリエンスの成長と進化に伴い 将来のツールや機能がオンラインになるでしょう 


その中でも特に楽しみなのが 既存のレイヤー1ブロックチェーンの上に新しいプロトコルを重ねることで カルダノのスケーラビリティを向上させる重要なレイヤー2ソリューションである「Hydra」の開発です 


これについては カルダノサミットで詳細をお伝えする予定です 


しかし ここではそのプレビューをご紹介します 


ブロックチェーンネットワークでは コンセンサスアルゴリズムが 取引履歴の合意を確実にすることで 安全で信頼性の高い環境を作り出します 


パーミッションレスのブロックチェーンの課題は 支払いの識別 ゲーム モバイルサービスなど 現実世界のアプリケーションをサポートするために必要なあらゆる種類のスループットを達成するためのスケーリング能力です 


Cardanoは ユーザーコスト ステークプール運営者の報酬 ネットワークセキュリティのバランスをとるために手数料を変更することができ 今後も変更する予定ですが マイクロペイメントのような現実世界の多くのユースケースにとって十分に低いものにはならないでしょう 


また 取引履歴が増え続けるとストレージの問題が発生するため 最も成功したブロックチェーンが自らの成功の犠牲になる危険性もあります 


そこで Hydraの出番です 


Hydraはレイヤー2のスケーラビリティソリューションであり メインチェーンを安全な決済層として使用しながら 一連のユーザーのためにチェーン外での取引処理をより効率的に行う手段を提供することで これらの懸念に対処しようとしています 


Hydraは メインチェーンと疎結合でありながら セキュリティ保証を維持しています Hydraは スループットを最大化し レイテンシーを最小化することで 低コストまたはゼロコストで 必要なストレージを大幅に削減します 


Hydraは 同型のステートチャネルという概念を導入しています 


つまり 同じ台帳表現を再利用して 統一されたオフチェーンの台帳兄弟(私たちはCardano専用にヘッドと呼んでいます)を生み出すのです 


これは 各Hydraヘッドの内部で ネイティブアセット NFTs Plutusスクリプティングが利用できることを意味します 


現在 メインチェーンやメインチェーン上で実行されているアプリケーションが処理しているトランザクションの多くは Hydraが同じトランザクションフォーマットとシグネチャを理解するため Hydraから直接恩恵を受けることができます 


これにより 既存の顧客や潜在的な新規顧客にとって Hydraへの参入障壁が大幅に下がります 彼らは 試行錯誤されたインフラであるCardanoを再利用して レイヤー2システムと相互作用するウォレットやアプリケーションを構築することができます 


現在 Hydraはどうなっているかというと 基本的なHydraヘッドプロトコルをコンセプトの証明としてすでに実装しており 来るべきCardanoサミットの際には開発者向けのプレビューが用意される予定です 


これにより 開発者や興味のある人は 1つ以上のHydraノードをオンラインで稼働させ 限られた人数の参加者でHydraヘッドを開設し そこにトランザクションを供給することができるようになります 


ただし ウォレットやインターフェイスなどのユーザー向けのコンポーネントはまだ存在しないようです 


Hydraは ユーザーの摩擦を最小限に抑えながら 機能の多くを再現していますが レイヤー2では 異なる手数料体系やタイミングの制約などの柔軟性を確保しています 成功するエコシステムは すべてのユーザーのニーズをバランスよく満たし 最初からスケーラビリティと進化の能力を備えているのです 


私たちは このエコシステムが 個人のお客様 企業 プロフェッショナル そして増え続けるdAppsとその開発者のニーズに応えられるようにしたいと考えています 


Cardano summitでは Hydraのこれまでの進捗状況と将来の目標について詳しくお話しする予定です 


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