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  • 執筆者の写真HUNNY

オン・チェーンガバナンスの未来 - カルダノサミット基調講演【翻訳文字起こし全文】


オンチェーンガバナンスの未来について語っています


以下の文章は、IOHKのYouTube動画「オン・チェーンガバナンスの未来 - カルダノサミット基調講演」(2021/10/14)を翻訳文字起こししたものです。



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要点


・10年前からコラボレーション・ツールの研究をしていて どうすれば人々が大規模なコラボレーションをうまく行えるかについて 本当に考え続けてきました 


・研究をしていて気づいたのは 人々は自分のニーズを表現するための基本的なツールさえ持っていないということです 


カタリストでそこに到達することができると思います なぜなら 技術的な変革だけでなく 意識の変革が必要だからです 


カタリストが他と比較して優れている点は その背後にある人間性を無視しないことです 


実はその中心にいるのは人間であり その人間が活動し 成長することが必要なのです 


そして 自分の中に 自由で 自律的で 自己決定できる部分を呼び覚ます必要があるのです 


そして それは小綺麗なインターフェースやインセンティブによって実現するものではなく あなたと他者との間の深い意味のある経験の積み重ねによって 信頼や絆の感覚 意味の感覚を生み出すものでなければならないのです 


そうすれば 少しずつですが 変革は内側からやってくるのです 


・予想では 2025年までに カルダノのコミュニティではなく 世界中で 既存のガバナンスシステムに代わるものが実際に存在することに 集団的に気づくでしょう それは その方が道徳的だからとか 正しいからではなく その方が良い結果を生むから必然的にそうなるのです 


その根底には 代替案への大きな飢えと渇望があります 


人間のコラボレーションの能力です 


これは土台であり すべての基礎となる層で すべてはその上に成り立っています 


つまり これらの基本的な要素にほんの少し手を加えるだけで 大きな変化を引き起こすことができるのです 


カンブリア紀の爆発はまた起こるでしょうが そこから私たちが夢にも思わなかったようなものが生まれると思うのです 



本文


Dor Garbash:こんにちは 私はイスラエルからこちらに移住してきました 


だから まったく違う場所という感じです 


ヴェラはちょっと未来的なユートピアのような感じです 


刺激的で 疲れることもありますが とてもオープンな場所です 


たくさんのことを学びました 


ここにいるだけで 人間として大きく成長できたし 彼らとの交流もありました 


MC:Cardanoとはなにか 説明いただけますか?


Dor Garbash:Cardanoはブロックチェーンのネットワークです 


また コミュニティでもあります 


人類の次のステップは何なのか という一連のアイデアでもあり ある種の科学的なレンズを通したものでもあります 私は10億ドルの資金を管理する組織で働いていて その資金をいかにうまく使うか いかに効果的に使うかを考えている というようなことをやっているのです 


その組織では 何千人 何万人という人々がガバナンスのために意思決定をしています 


それが 私ができる最もシンプルな表現方法です 


基本的に カタリストは私のファンタジーをすべて実現するもので 奇妙な方法であり プロフェッショナルなものなのです 


でも 自分のしていることにとても満足しているし モチベーションも高いです 


というのも 私は10年前からコラボレーション・ツールの研究をしていて どうすれば人々が大規模なコラボレーションをうまく行えるかについて 本当に考え続けてきたからです 


理論的な方法ではなく 気まぐれな方法でもなく 実際のリソースと結果 そして一致団結して協力し合う巨大で驚くべき反応的なコミュニティを使って 私がそれを行うのはこれが初めてなのです 


このような日が来るとは思ってもみませんでしたし 私がこのような立場になるとも思ってもみませんでした 


でも ここにいます 


このような美しい瞬間は カタリストの良い面だと思います 


本当に考えてみれば 街中の宝庫にある生のトークンのようなものを ネットワークを構築している人たちの手にあるリソースに変換する機械のようなものなのでしょう 


つまり 富を実行者やレビュアー システムの維持管理者に移すのです 


これは創造性の機械であり それは 困難な問題を解決するためにエネルギーを集中させるインセンティブとなるのです 


カタリストコミュニティは 相互に接続された複雑なネットワークです 


提案者 実装者 コミュニティアドバイザー コミュニケーター 潜伏者 コミュニティチャンピオン これらすべての異なる人々が互いに影響し合い さまざまな深い方法で 私たち全員が自分自身を引き上げ 一緒に進化しているのですが これは木の成長のダイナミクスに似ています 


木が成長し 背が高く たくましくなるためには 何百年もかけてゆっくりとしたペースで成長することが不可欠ですが その頃には 基礎となる土台は健全になり 森の頂上に到達することができるのです 


これは 私たちがカタリストで行っている実験と非常によく似ています またコミュニティを慎重に構築しています 


そして そのシステムやツールは 私たちが森の中で最も高く より持続可能な木になることを確実なものにしているのです 


あるフォーチュン500社のイノベーション最高責任者に会ったときのことです 私は 組織内の問題を発見するツールを紹介し すべての従業員に 自分がどう考えているか どんな問題を認識しているか 業績を上げるためにはどんな支援が必要かを表明する機会を与えました 


組織の各部門が抱えている問題やニーズを全員が把握することは 経営陣にとって大きな負担になります 


対処するのは大変なことなのです 


カタリストではできなかったことですが 私は実際に研究を行い コラボレーションに関して人々が抱く心理的なブロックの多くを扱いました 


伝統的な企業で働くと 「上司に従え」「上司を満足させろ」というようなことを一生言い続けるように教育されます 


そして 「これは難しい 難しい 不快だ 反対だ」とは言ってはいけないことになっています これは学校の環境での話です あなたは今 これらのうちのどれかひとつでもできますか?そう これは私たちの集団的な子供時代 家庭レベル 先生レベル 幼稚園レベルでは 「これは抑圧だ」とは言いにくいですよね?私たちは生まれたときから とてもとても厳しい抑圧を受けてきました 


そして 誰もがそれを経験しました 


だから 誰もがこうあるべきと受け止めています 


そして IOHK時代以前から研究をしていて気づいたのは 人々は自分のニーズを表現するための基本的なツールさえ持っていないということです 


そして 時間をかけて カタリストでそこに到達することができると思います なぜなら 技術的な変革だけでなく 意識の変革が必要だからです 


カタリストが他のコラボレーション・テクノロジーと比較して優れている点は その背後にある人間性を無視しないことです 


テクノロジーの背後にあるのは インセンティブやシステムデザイン インターフェイスといった抽象的なものだけではなく 実はその中心にいるのは人間であり その人間が活動し 成長することが必要なのです 


そして 自分の中に 自由で 自律的で 自己決定できる部分を呼び覚ます必要があるのです 


そして それは小綺麗なインターフェースやインセンティブによって実現するものではなく あなたと他者との間の深い意味のある経験の積み重ねによって 信頼や絆の感覚 意味の感覚を生み出すものでなければならないのです 


そうすれば 少しずつですが 変革は内側からやってくるのです 


MC:カタリストってどんな感じなのでしょうか また 10億人のユーザーを獲得したときのCardanoはどのようなものでしょうか?


Dor Garbash:わからないです 


結局のところわかりません つまりカタリストのグラフが示すパラダイムシフトには あるポイントがあります つまり水が熱くなっていくとガスに変わるポイントがあります 水が全く違うものになるときがあるのです 


未来は誰にもわからないのです 


しかし 私の予想では 2025年までに カルダノのコミュニティではなく 世界中で 既存のガバナンスシステムに代わるものが実際に存在することに 集団的に気づくでしょう それは その方が道徳的だからとか 正しいからではなく その方が良い結果を生むから必然的にそうなるのです 


その方がより魅力的で 実はその根底には 代替案への大きな飢えと渇望があったのです 


経済的なパターン つまり コラボレーションと人間のコラボレーションの能力です 


これは土台であり すべての基礎となる層で すべてはその上に成り立っています 


つまり これらの基本的な要素にほんの少し手を加えるだけで 大きな変化を引き起こすことができるのです 


カンブリア紀の爆発はまた起こるでしょうが そこから私たちが夢にも思わなかったようなものが生まれると思うのです 



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