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HUNNY

カルダノ、チャールズ・ホスキンソンがとても好きです。

FXで疲弊した投機生活→2021年1月仮想通貨上昇→ブロックチェーン技術を知り、2021年2月カルダノに120万投資→JAPAN SPO GUIDに出会う→現在SPO

​普段は、カルダノ英語情報を日本語化して役に立つ情報発信を心がけています。

アフリカの発展のための分散化 - カルダノサミット基調講演【翻訳文字起こし全文】

  • 執筆者の写真: HUNNY
    HUNNY
  • 2022年3月1日
  • 読了時間: 11分

アフリカを拠点に活動しているジョン・オコーナーによるプレゼンです


以下の文章は、IOHKのYouTube動画「アフリカの発展のための分散化 - カルダノサミット基調講演」(2021/10/14)を翻訳文字起こししたものです。



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要点


・NGOが直面する課題の1つは 長期的な活動に対してどのようにインセンティブを与えるか ということです 


ある村に井戸を作り 電気やディーゼルのポンプを置いたとして NGOが去った後 誰かがそのポンプを維持していることを どう確認するのか?

ブロックチェーンが本当に適していることの一つは インセンティブ戦略です


・業界が成熟するにつれ ブロックチェーンや暗号は視界から消え去り 最終的には家の中の配管のような存在になると考えています 


家の中の配管のことは誰も話題にしませんが それがないときのことは知っています


つまり 問題になるまでは決して問題にはなりません


それは本当に最悪の事態を阻止するためのものなのです 


最悪の事態とは 中央集権的なシステムが失敗し 中央当局に操作されたり 停止させられたりすることです 


ですから 私たちにとって分散化のコンセプトとは 安価で公平 かつ誰でも簡単にアクセスできるネットワークを構築することで 安全策を講じることなのです 


・モバイルマネーは実際にケニアで始まり VodacomやSafricomが始めたM-PESAは 今やケニア経済の全取引の80%を占めています 


これは 全取引の80%がデジタルマネーで行われていることになります 


次の一連のイノベーションは アフリカ大陸内で本当に最速で採用されるだろうと予想しています 


・エチオピアの教育省との取引は 教育システムのために500万人のデジタルブロックチェーンベースのIDを作成することでした 


このシステムは 生徒の教育成績を追跡し 教育省が国全体のリソースを容易に割り当てることができるようにするものです 


この取引の意義は この種のものとしては初の国家的ブロックチェーン採用の取引であり 500万人のユーザーは その年に行われた最も大きな取引の1つであったということです 


この取引によって 私たちは 他の政府や関係者と協力して 世界中でより広く技術を実装・展開できるようになるための大きな信頼性を得ることができました 


・RealFiは借り手が支払う金利を下げ 投資家が得る利回りを高くすることを意味します 


ケニアの例では SMEの金利は最大で48%です 


米国のADA保有者なら 年利25%で大喜びでしょう 


つまり 資本と流動性が不足している市場にある高利回りの融資機会を 大量の流動性を持つ市場や利回りを求める人々と結びつける機会がここにあるのです 


・伝統的な銀行が農村部の人々と取引していないと言うのは 彼らがやりたくないからではなく やるにはコストがかかりすぎるからなのです 


そこでCardanoは 安価な金融レールと軽量なデジタルIDを提供することで これを革新し 人々が経済的にグローバルな金融システムに参加できるようにしようとしています 


・今年は コミュニティがCardanoのためのツールを作り始める最初の年になるでしょう 


エコシステムについて真剣に語ることができる最初の年であり 参加者が多ければ多いほど より多様な意見を持つことができるのです 


そして最終的には こうした多様な意見がより良い議論 より良い結果を生むことにつながるのです 


・私たちがInputo Outputでやろうとしているのは 国家レベルだけでなく 地域社会や小さな組織でも 人々が自分たちで投票システムを作れるようにするための技術スタックを作り始めることなのです 


私たちのガバナンスの仕事は かなり革命的だと思います 


数年以内に ブロックチェーンによる投票ソリューションを開発し 実際の選挙でテストできるようにしたいと考えています 


本文


MC:お名前を教えていただけますか?


John O'Connor:私の名前はJohn O'Connorです 


私はInput Outputのアフリカ事業のディレクターです 


NGOが直面する課題の1つは 長期的な活動に対してどのようにインセンティブを与えるか ということです 


ある村に井戸を作り 電気やディーゼルのポンプを置いたとして NGOが去った後 誰かがそのポンプを維持していることを どう確認するのか? ブロックチェーンが本当に適していることの一つは インセンティブ戦略です Bitcoinの場合 世界中に何百何千という人々がいて ネットワークを検証し 取引が本物であることを確認する ソフトウェアを動かしています 


このようなインセンティブメカニズムは ブロックチェーン技術の中核的な強みです 


また 私たちはインパクトの領域への応用を考えていますが 十分に高度なテクノロジーは魔法と見分けがつかないという素晴らしい表現があるのです 


これは この産業が本当に目指すところだと思います 


業界が成熟するにつれ ブロックチェーンや暗号は視界から消え去り 最終的には家の中の配管のような存在になると考えています 


家の中の配管のことは誰も話題にしませんが それがないときのことは知っていますよね 


つまり 非中央集権と中央所有権の欠如は 問題になるまでは決して問題にはなりません 理想的な世界では 決済ネットワークはVisaなどの企業が所有し あるいは使用料がそれほど高くはないでしょう 


ですから 分散型・非中央集権型の金融ネットワークを構築しようというアイデアを思いついたとき それは本当に最悪の事態を阻止するためのものなのです 


最悪の事態とは 中央集権的なシステムが失敗し 中央当局に操作されたり 停止させられたりすることです 


ですから 私たちにとって分散化のコンセプトとは 安価で公平 かつ誰でも簡単にアクセスできるネットワークを構築することで 安全策を講じることなのです 


アフリカは ブロックチェーンやCardanoにとって非常に重要な地域であり 大陸として最も急速に人口が増加しているだけでなく イノベーションとテクノロジーが一般的な大陸でもあります 


モバイルマネーは実際にケニアで始まり VodacomやSafricomが始めたM-PESAは 今やケニア経済の全取引の80%を占めています 


これは 全取引の80%がデジタルマネーで行われていることになります 


ブロックチェーンにおけるアフリカとその位置づけについて語るとき 次の一連のイノベーションは アフリカ大陸内で本当に最速で採用されるだろうと予想しています 


エチオピアの教育省との取引は 教育システムのために500万人のデジタルブロックチェーンベースのIDを作成することでした 


このシステムは 生徒の教育成績を追跡し 教育省が国全体のリソースを容易に割り当てることができるようにするものです 


この取引の意義は この種のものとしては初の国家的ブロックチェーン採用の取引であり 500万人のユーザーは その年に行われた最も大きな取引の1つであったということです 


この取引によって 私たちは 他の政府や関係者と協力して 世界中でより広く技術を実装・展開できるようになるための大きな信頼性を得ることができました 


RealFiは 暗号通貨の流動性を現実の経済価値に結びつけるという 私たちがなすべきことをコンセプトにしています 


これは不公平かもしれませんが DeFiの特徴として 人々は暗号通貨を担保にして さらに暗号通貨を借り それを投資してさらに暗号通貨を作るということが挙げられます 


そして このような循環型の金のなる木が まさにそこにあるのです 私たちのRealFiのアイデアは Cardanoのようなネットワークの価値と流動性を利用し その価値を現実世界の人々のための融資や信用機会のために投資しやすくすることを目的としているのです 


つまり 現実的には RealFiは借り手が支払う金利を下げ 投資家が得る利回りを高くすることを意味します 


ケニアの例では SMEの金利は最大で48%です 


米国のADA保有者なら 年利25%で大喜びでしょう 


つまり 資本と流動性が不足している市場にある高利回りの融資機会を 大量の流動性を持つ市場や利回りを求める人々と結びつける機会がここにあるのです 


つまり RealFiは世界をより小さくすることを目的としており 通常 地元の資本提供者 あるいは地元の協同組合からしか融資を受けられないような人たちに 資本機会を提供するのです 


その場合 高い金利を支払うことになります 


そこで デジタル・アイデンティティを実現することで 人々が申し込むことのできる資金の範囲を広げ 最終的には支払うべき金利を減らすことができるのです 


Cardanoは 経済的なアイデンティティを持たない人々にそれを提供しようとするブロックチェーンシステムです 


では これは何を意味するのでしょうか 伝統的な銀行が農村部の人々と取引していないと言うのは 彼らがやりたくないからではなく やるにはコストがかかりすぎるからなのです 


そこでCardanoは 安価な金融レールと軽量なデジタルIDを提供することで これを革新し 人々が経済的にグローバルな金融システムに参加できるようにしようとしています 誰かの人生のさまざまな部分に カルダノが関わってくることを期待しています 


モバイル送金 送金取引 そして地方選挙の投票に行くときなどです 


つまり Cardanoの最終的な状態は 人と人との間のあらゆる形の価値伝達と相互作用を推進する配管なのです 


他の多くの暗号通貨コミュニティは 価格や自分のポジションがどうなっているかということだけに集中しているように見えますが Cardanoコミュニティの人々は 私たちが何か大きなものを作ろうとしていることを理解しています 


そして 2022年に向けて より快適な場所になるのです 


今年は Input Outputだけでなく コミュニティがCardanoのためのツールを作り始める最初の年になるでしょう 


そう エコシステムについて真剣に語ることができる最初の年であり 参加者が多ければ多いほど より多様な意見を持つことができるのです 


そして最終的には こうした多様な意見がより良い議論 より良い結果を生むことにつながるのです 


つまり 人々が安心して自分の考えを述べ それを封じ込められることのない場所です 


そういうエコシステムを構築できればと思います 


10年以内に Cardanoが10億人のユーザーを獲得し 世界中で融資や金融価値を生み出していることを願っています 


モバイルマネーのシステムは すべてCardanoのレール上で動いていることを望みます 


次の100年に関しては まったくわかりません 


だから もし私がそんなに長く生きているのなら それを見たいと思います 


Goguenでは ようやく金融契約の構築に着手できるようになりました 


つまり 保険契約 スワップデリバティブ 融資契約など 今まではどれもカルダノでは不可能だったのです 


スマートコントラクトのスクリプト言語であるPlutusと より金融契約に特化したMarloweがあります 


つまり Ethereumの分散型金融エコシステムの大部分を移植できるだけでなく エコシステムの中で自らイノベーションを起こし これらのコンセプトを前進させ DeFiからRealFiの時代へと移行させることができるのです 


私がとても楽しみにしていることの1つは ケニアのpossession?というパートナーを通じて 暗号通貨の残高からケニアの中小企業に直接融資することを始めていることです 


これは 私たちがRealFiの領域で行っている最初の試験的な取り組みの1つです 


つまり 暗号通貨の流動性を実際の融資や貸付の機会につなげることができるのです 


私たちは Input Outputによる小規模な試験運用から 世界中のADAホルダーが参加できる機会のパイプラインへと拡大することを望んでいます 


Input Outputのチームはとても素晴らしく たとえ困難と感じられるような問題でも 周囲の人々の質の高さが 努力を続ける助けになると思います 


私は ガバナンスとデジタルガバナンス そしてデジタル投票に関わる仕事をすると思いますが これはおそらく 私たちが現在進めている最も重要な仕事のひとつでしょう 


これらの問題は何百年も前から存在し 政治理論家たちは世界中のあらゆる場所でこの問題に取り組んできました 


私たちがInputo Outputでやろうとしているのは 国家レベルだけでなく 地域社会や小さな組織でも 人々が自分たちで投票システムを作れるようにするための技術スタックを作り始めることなのです 


このような国家の上部構造において コミュニティの参加を促進することが重要です 


私たちのガバナンスの仕事は かなり革命的だと思います 


数年以内に ブロックチェーンによる投票ソリューションを開発し 実際の選挙でテストできるようにしたいと考えています 


しかし 私たちが今やっていることといえば グローバルカタリストファンドを立ち上げたことです 


これは10億ドル以上の価値を持つ世界最大の分散型ファンドで 私たちのコミュニティが参加する投票システムに従って分配されます 


このように インターネットと分散型投票システムというアイデアには すでに取り組み始めています 


それが発展して 数年後には現実の選挙に影響を与えるようになることを期待しています 


他のブロックチェーン企業にはほとんどないと思うのですが 私はアフリカで働くことにコミットしていました 


私はエチオピアを拠点に アフリカのオペレーションを統括しています 


今年はケニアと南アフリカにオフィスを開設し 拡大する予定です 


1月と2月にガーナで Plutusを学びたい人のための開発者トレーニングコースを開催し 70人の学生にスマートコントラクトの書き方を指導する予定です 


そして これは大陸全体で行っているコミットメントへの投資に関して言えば 本当に氷山の一角に過ぎないのです 



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