HUNNY
NFTのつくり方(カルダノ)

ここではNFT(カルダノ)のつくり方を図を用いてわかりやすく説明しています。ちなみにカルダノ上のNFTをCNFTと呼んだりもします。
※まず、前提として、ここで紹介する方法以外もあるということを伝えておきます。ここで紹介するものよりも安くミント(NFT化すること)できる方法もあるそうです。特に、ステークプールオペレーターの方はCLIコマンドを使用すると、もっと安価にミントできるそうです。しかし、わたしはそのやり方を知りません。
HUNNYプールにステーキングしましょう!
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PoolToolで詳細を見る:こちら
以下は、metromermaids.comによるミントの方法を説明したものとなります。
MermADA (ticker: TAILS) a Cardano Stake Pool Twitter:https://twitter.com/_mermada
主に4つのステップにわけて説明していきます。
1.イラスト等の画像データを用意してアップロードする
2.PolicyIDの扱い方を決める
3.メタデータを書き込む
4.送金
1.イラスト等の画像データを用意してアップロードする
まず、pinataに行って登録し、任意のファイル(jpg,png,gif...etc)をアップロードします。

アップロードからファイルを選択


アップロード完了したら、以下のような画面になります。
Qから始まるものを後ほど使います。

次に、metromermaidsに行きます。
NFTのほうを選択していることを確認してください。

pinataに戻り、さきほど生成したQから始まるIPFSをコピー

metromermaidsのサイトに戻り、IPFS Qid/CIDの欄にペーストし、previewボタンを押すと、プレビューができ、その下のuse this IPFS imageボタンを押すと、メタデータに代入されます。


2.PolicyIDの扱い方を決める
PolicyIDとは、そのNFTにつけられたIDといっていいでしょう。NFTにはそれぞれPolicyIDがついています。


このfe5a~がPolicyIDです。
PolicyIDの扱い方を決めるためには、
・PolicyIDの方針と
・PolicyIDを再利用するかどうか(ロックするかどうか)
の2つを決めて、かけ合わせる必要があると考えます。
なので、それぞれ自分がどのようにPolicyIDを扱うことにするのかを決めてください。
1. PolicyIDの方針を決める
PolicyIDの方針には、主に2つあると考えます。
1. 1つのNFTに1つのPolicyIDを与える方針
2. 1つのPolicyIDで、複数のNFTを類似性によって束ねる(同じイラストを複数個、同類のシリーズや、同一キャラクターなど)方針
※あくまでも私見です
2. PolicyIDを再利用するかどうか(ロックするかどうか)を決める
NFTをミントするときに、PolicyIDは自動生成されます。なので、一度ミントしたあとに、もう一度ミントすると、違うPolicyIDが生成されます。つまり、同じPolicyIDを使って複数回ミントする場合(違うイラストにも同じPolicyIDを使いたいとき、一回目に10個ミントしたあと2回目にまた10個ミントしたときも同じPolicyIDを使いたいとき)は、PolicyIDの再利用をしなければいけません。
これらの組み合わせを考えます
A:方針1+再利用しない(方針1の場合、原理的に再利用しません)
B:方針2+再利用する
C:方針2+1年後に再利用しない
具体的に見ていきましょう。
例
・ひとつのイラストに、ひとつの固有のPolicyIDを持たせたい場合→A
・水中写真の、沖縄編は一つのシリーズとして、一つのPolicyIDでまとめたい場合(写真はそれぞれ違うものであるが、類似性でまとめることができる)、ロックする目処はまだない→B
・ピカチュウはどんなポーズをしていようと、同じ一つのPolicyIDでまとめたい場合、ロックする目処はまだない→B
・同じイラストを複数個ミントしたい(同じPolicyIDで)、そのあとに同じPolicyIDを利用することはない→C
・同じイラストを複数個ミントしたい(同じPolicyIDで)、そのあとに同じPolicyIDを再利用したい、ロックする目処はまだない→B
これから具体的にやり方を説明していきます。
A:方針1+再利用しない
Lock Policyにチェックを入れ、数量を1にする。
NFT Receive AddressにNFTを受け取るアドレスを入力(ダイダロスかYOROIウォレットを使用し、取引所のアドレスを使用しないでください)

B:方針2+再利用する
Save this policyにチェックを入れ、任意でパスワードを設定する(しなくてもいい)。個数はいくつでもいい。
NFT Receive AddressにNFTを受け取るアドレスを入れる(ダイダロスかYOROIウォレットを使用し、取引所のアドレスを使用しないでください)
※ここで、重要なのが、PolicyIDを再利用するためには、PolicyIDを保存しなければいけません。それに使用するのが文字列がまったく同じのアドレスです。おそらくPolicyIDとアドレスを紐付けて保存されています。なので、文字列がまったく同じアドレスを使用してください。(ダイダロスやYOROIウォレットでは複数アドレスが生成されて、それが同一のウォレットに入金されますが、ここでの文字列がまったく同じアドレスとは、一度使用したアドレスをメモ帳に保存しておき、それを再利用する際に入力するということです。)

C:方針2+1年後に再利用しない
Save this policyにチェックを入れ、任意でパスワードを設定する(しなくてもいい)。
1 Year Policyにチェックを入れる。(一年後にPolicyIDがロックされミントに使用できなくなる。save this policyとlock policyは両方同時にはできないと書いている)
個数はいくつでもいい。
※以後再利用しないとは、この場合すぐに再利用しないのではなく1年後に再利用できなくなるといった認識です。
NFT Receive AddressにNFTを受け取るアドレスを入れる(ダイダロスかYOROIウォレットを使用し、取引所のアドレスを使用しないでください)
※ここで、重要なのが、PolicyIDを再利用するためには、PolicyIDを保存しなければいけません。それに使用するのが文字列がまったく同じのアドレスです。おそらくPolicyIDとアドレスを紐付けて保存されています。なので、文字列がまったく同じアドレスを使用してください。(ダイダロスやYOROIウォレットでは複数アドレスが生成されて、それが同一のウォレットに入金されますが、ここでの文字列がまったく同じアドレスとは、一度使用したアドレスをメモ帳に保存しておき、それを再利用する際に入力するということです。)

3. メタデータを書き込む
いよいよメタデータを書き込んでいきます。
NFT Short Nameを入力します
注意
※英数字だけでスペースは使えない
※ダイダロスではアセット名のなかに表示されるものです。
※再利用する二度目のミントのときには、一回目とは違うshort nameにしてください。
例
一回目:HunnyBear1
二回目:HunnyBear2


NFT Display Nameを入力する
注意
※ pool.pm でNFTを見るときの一番上の名前
※スペースを入れても可
※再利用する二度目のミントのときに、一回目と同じでも可
参考
→:NFTの鑑賞方法


ミントする個数を入力
※追記(2021/10/10)個数指定の欄がなくなっているようです。個数指定できなくなり、複数個を一回で、ミントできなくなりました。以前は100個でも3ADA送るだけだったのですが、いまは、1個ずつ3ADA送る仕様に変わったようです。 ※個数にかかわらず、一回のミントでかかるコストは3ADAを送る。(NFTが送られてくるときに1.5ADAほど返ってくるので、コストは1.5ADA。※ただし、誰かにNFTを送るときには1.5ADAのコストが発生します)

その他metadataの書き込み
注意
※以下のものは触らない。上記でフォームに入力している場合、自動的に代入されます。
policyIDは自動生成され(再利用の場合は自動で呼び出され)、tickerはshort nameが、tokenNameはDisplay Nameがそれぞれ自動的に代入され、imageも自動的に代入されます。
赤で囲んだところは、触らないでいいです。

その下に、形式に従い任意のメタデータを書き込む(おそらくなんでもいいと思います)
ここのメタデータはpool.pmでは画像の下に表示されます。